なぜ応募が来ないのか?
- なぜ応募が来ないか?
- なぜ採用してもすぐに辞められてしまうのか?
- そもそも今後の自社の採用求人はどうしたらいいのか?
採用できない中小企業は増加の一途を辿り、2025年は人手不足による倒産は過去最多となりました。この状況が続けば更新し続ける恐れがあり、社会問題の一つといえます。
一方、その企業に採用求人のサービスを提供する企業はここ数年で3倍以上に増えています。需要あるところに供給が生まれるのは自然なことですが、増えたわりには解決できた企業が増えていない。それどころか採用求人を提供している企業そのものが倒産・廃業に追い込まれているというのが昨今の状況です。
ご存知の通り、背景としてある大きな要因が少子高齢化による生産人口減少です。要は求職者の取り合いになっている。ある意味ゼロサムの戦いです。
国立社会保障・人口問題研究所で発表されている数値を見ると、15〜64歳人口は一貫して急減しています。社人研推計では15〜64歳人口は2020年から2070年までに約2,974万人、39.6%減る。2040年だけを見ても6,213万人まで低下します。
中小企業の経営者はどうしたらいいのか?
自社が求職者から選ばれる企業になること。この1点につきます。選ばれる戦いとは、採用求人におけるマーケティングです。他社と比較して、求職者は例えば次のようなことを見ています。
- 働きやすそうだ
- 成長できそうだ
- 長く仕事できそうだ
- 人間関係で苦労しなさそうだ
- 経営者がよさそうだ
- 雰囲気がよさげだ
- 条件が良さそうだ
- 家から近い
一例をあげるとこんなところですが、これらはすべて求職者に会社の情報が提供されていなければ判断してもらえません。
ところが、大手求人媒体の原稿をみると、ありきたりの情報しか掲載されていない企業が圧倒的です。中には給与等の条件以外に掲載されていたのが、カンタンな仕事内容について約100文字ほどの説明文。これでどうやってその企業が選ばれるというのでしょうか?
これは極端な例ですが、大手求人媒体に掲載されている求人のおおよそ8割は圧倒的な情報不足で終わっているといえます。
次に多いのが、他社と見分けがつかない求人原稿です。
これは、原稿を作成されるエージェントや代理店の問題になりますが、その企業をリサーチせずに業界・業種平均的な内容で原稿を作成されるので、自ずと他社と同じ原稿になるのです。違うのは勤務地や給与などの各種条件ぐらい。
だから、給与で見切られ、他社に流れてしまうということが起こります。ご相談いただく経営者から応募が来ない理由として言われるのが、次のようなことです。
- うちの業界は人気がない
- 他社より条件がよくない
- 立地もよくないから
などいろいろ言われますが、よくよく調べてみるとその企業の姿がまったく見えないことがほとんどです。すなわち、どんな企業なのか?何をやっているのか?経営者の考えは?長く働いている社員さんはなぜ今でも自社で仕事してくれているのか?求職者が知りたい情報がほとんど出て無いのです、求人媒体の原稿にも。
従って、応募を集めるためには、先ずは徹底的に情報を出し切ることが先決です。
情報を出していけば、人は集まるのか?
今までより情報を出していけば、その分人は集まりやすくなるでしょう。しかし、それでは比較的応募が集まっている企業に近づける程度でしかありません。
本当に来てほしい人に選ばれる企業になるための手順と考え方があります。
ヒントは「逆の立場だったら」です。
次の投稿から順次お伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

